【新唐人2010年3月28日付ニュース】日本人といえども、日本舞踊は意外に知らないものです。毎年春には上方で、日本舞踊の各流派の公演が行われます。では、日本舞踊の祭典をのぞいてみましょう。
1955年に設立された日本舞踊協会・関西支部は3月25日と26日の2日間、大阪の日本橋にある国立文楽劇場で第50回舞踊公演を開催しました。
2日に渡る舞踊の祭典には、伝統的な各流派の日本舞踊のほか、上方で発展を遂げたいわゆる上方舞(かみがたまい)も見られました。
日本舞踊には、楳茂都流(うめもとりゅう)、井上流、若柳流(わかやぎりゅう)、山村流など多くの流派があります。踊り方など、それぞれ特徴を持っています。
音羽流(おとわりゅう)の創始者・音羽菊蔵(おとわ きくぞう:六世・尾上菊五郎の門弟。昭和12年に音羽流を創立)氏は…
「元々日本の文化は、中国の方の文化から学んだ所が沢山ありまして。先ほどの『三葉草』の初めの『とうとうたらり』、(これは)サンスクリット語でヒンズーの方から来ていまして、中国へ渡って日本に届いた仏教の言葉なのですけれども。そういう風に中国と日本は昔から学ぶものが日本は沢山ありましたので、こう思います」
2日間の公演は両日とも、午前11時から夜10時まで行われました。
新唐人記者が大阪からお伝えしました。